2021年01月02日

実家近くで暮らすようになって

このコロナで、これまでほったらかしててもまあ問題なかった親が旅行とか行けなくなって、ご飯行ったり互いの家に行ったりするようになった。それほど話す機会もなかった親と比較的長い時間を過ごすようになって何より驚いたのが、「楽しい」「嬉しい」の基準が驚くほど低いこと。僕の感覚では少し楽しいかな、というくらいのものが、親にとってはすごく楽しい。何をしてあげても嬉しい。これが何事につけてもで、最初息子補正でバフかかってるのか、楽しいフリでもしてるのかと思ったくらい「楽しい」にズレがある。僕と親は遺伝子情報がとてもよく似ていて、楽しいと感じることも、いやだと感じることもほぼほぼ同じなので、余計にMAX値の差が顕著で。
で、なんでそうなのか考えた時に、僕の場合人生の中で作ることの楽しみを得たのも、色々見えるようになったのも30超えてからで、おそらく同じ遺伝子を持つ親も、もし何かを少しなり成せたり、何かに楽しみを見いだせていたとすればそのくらいの年齢で、その時期って……僕を生んで育ててたんだということに気が付いてしまった。
コロナがなければ親なりの楽しい老後を過ごせていたはずがこんなことになってしまい、まあコロナが過ぎ去るまで問題なく生きてまた旅行にでも行けるようになればいいんだけども、部屋でぼーっと陰鬱なテレビ見るだけの毎日ばかりが過ぎて、まかり間違ってコロナでぽっくり逝ってしまった日にゃなんか不憫すぎないか。新しいものを覚える気もほとんどないし本だって読まなくなったから僕が知っている楽しいことはほとんど伝えられないのだけれど、伝えられる範囲のそれなりに楽しいものだけでも全然楽しんでもらえるなら、この時間にできるだけ伝えて、楽しませたり喜ばせたりしてあげるべきなんじゃないかと。20年東京に行ってて何一つ親孝行もできなかった僕なので、戻って来たこのタイミングでこれなら返すものを返すべきターンなんじゃないかと思ってしまうわけですよ。
ただ、僕にとっては何もいいことはないのだな、これが。集中を遮断されるのは致命的だし(一度切れた集中を戻すのに2週間かかるのに3日おきに親が遊びに来るよ!)、コロナのリスクがあって実家に帰るべきではないという中だけれど、親にそれを説いたところで結局遊びには来てしまうし、テレビで鍋なら大丈夫と言っていたらこちらがどう訂正しても話半分にしか聞いてもらえない。僕が感染したら親もやられる状態やむなし=僕自身がリスクのある行動がとれない=気軽にテストプレイもできない。20年、タダ引きこもって集中する方法と、ひたすらテストプレイを繰り返す方法でやってきた僕にはあまりにあまりな感じで。
で、11月、12月はどうにかならないかと集中を切らさない方法や、もっと早く集中できるやり方を模索したり、親との接触を減らす方法を検討したり、色々足掻いていたのだけれど、どうにもならなかった。むしろ誕生日に電動自転車買ってあげたら弱りかけの足腰が補完されて一層遊びに来れるようになってしまって詰んだ\(^o^)/とても喜んでくれたからいいのだけれど!
とまあ、足掻くだけ足掻いて年明けて、もうこれは諦めようと。
創作活動邪魔されるのが嫌で友達すら片っ端から切ってきたこの僕(実話。なので僕創作関係ない友達いない)がまさかこんな方向転換をするというのは何よりも歯がゆいが、2か月足掻いて何の成果も出せなかった以上仕方がない。今の僕の限界値は自分の能力の限界値ではなく、親含めての値が限界だと認めよう。そしてその戦闘力だと、大阪の僻地からでもたまに一発殴って「僕はここにいるぞ!」と吠えるだけの力は残念ながら出せない。少なくともいつ開けるかわからないコロナ(下手すりゃ5年先だってよ!)が終わるまでは、テストも集中もまともにできないんだから。集中を欠いた普段の僕のIQでは、トリテやコヨーテさえも理解できないんだ。
ということで、これまでは「自分のMAX状態で作れる限界ぎりぎりのスペックの、できるだけ既存の型にはまらないもの」に挑んでいたわけだけども、そういう作り方に関しては次回作「火纏りの男」でいったん終わりにしようと思う。もう8割完成しているからね。まあ元々、そんな作り方自体が無茶で、結果心身共にボロボロにしてきたわけだから、いい潮時かもしれない。得意のマーケティングで危ない橋でもどうにか渡ってこれたけれど、それもコロナで使えなくなったし。悪い言い方をすると「当たり障りのないもの」「計算の立つもの」を作るようにしよう。それなら集中力もさほどいらないし、テストの回数だって少なくて済む。
ただそれは、インディーズでずっとやってきたこの僕の作るべきものか?と言われるとかなり微妙なんだけどもね。もしかしたらそれでもやる価値があるかもしれないのでまずはやってみようということで。やらないで価値云々を言うのは早すぎる話だしね。たぶんね。
年も超えたし鬼も笑わないだろうということで、年明け早々こういう話は嫌だけども、こうやって書いておかないとこれまでの自分にすがりついてさらに時間を無駄に費やしてしまいそうだから、現状を受け入れるために書き記す。うむ。
とにもかくにもまずは「火纏りの男」だ。このタイトルに関しては相当無茶な設計なのでまだまだ苦しむだろうけれど、超えなきゃいけない山はあと2つ(テストプレイ後の大調整とエンディングの新システム)くらいなので力技でどうにかするとして、そっから先で方向転換ってことで。嫌だよう、全力で変なもの作り続けたいよう、と泣き叫ぶ心を押し殺して頑張ろう。やれることをやる!が今年の抱負!!さあ、まずは最後の頑張りだ!!


posted by エジンガー at 01:47| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする