2021年03月10日

EJIN研究所、ゲムマ大阪は出展辞退します

申し訳ない。ゲムマ大阪は出展辞退することにしました。
まあ説明すると長い感じになるんで、以下に徒然と。

■申込当時の状況
申し込みした時は、早ければワクチンが春くらいには……という見立てだったのと、状況的に良い方向になっているならアリかな、という感覚でした。一定数集まらなければ開催が危ぶまれるという話の中で、中止になるくらいなら空席全部買いますよ的なサークルが現れ、そこまで言うなら俺も、的に皆が手を上げて……というのに賛同したノリ的な部分もあって参加申込をした形です。

■ワクチンの遅れ
ところが他国より後手になってしまった結果、手に入るワクチンの量が限定的になってしまい、一般に回るのは秋以降という話に。
基本的に、皆にうつりまくって集団免疫が成立するか、ワクチンで集団免疫を作るかしか対策がない状況下、前者は今の感染率からいって不可能だという話で、ワクチンを待つのみなわけですが、そのワクチンが遅れる以上、節度を守らないお祭りごとは基本ウイルスを広める、今一番やっちゃいけない行動、ということになります。この節度、が難しい線引きです。

■不要不急なら

例えばお店を維持するのに、とか。そのお店を応援するのに、とか、どうしても必要な場合は、わかる。今手を差し伸べないと詰んでしまう状況が今いくらでもあるので、そのために動くのはわかる。あと、映画とか、キャンプとか、リスクが低いことが証明されているものを息抜き的に楽しむのも、わかる。でも、イベントはどうなんだろうか。素手で商品、現金の受け渡し、対話でのゲームの説明、大人数が集まって、列の形成だって2mは維持できないでしょう。リスクが低いとは言えない。久しぶりに会っていっぱい喋るだろうし。

■ゴールは見えている中

いつ収束するかわからない、先が見えていない状況下なら、そんな中でもイベントというものをなくさないための創意工夫をして、道を探すのは選択肢の一つだと思います。ところが今はそうじゃない。ワクチンが出回れば、もとの社会……にはならないにしても自由は手に入るわけで、それ以後でいいものは、今やるべきじゃないんじゃないか?即売会、今必要?という理屈が僕の考えです。
なにより、委託先のショップも通販もあるわけで、わざわざ即売会という形態を選ぶ理由が小さいんです。メリットだった試遊もない。委託すれば利率は下がるし、売れる量も下がるけども、それは即売会を選ぶ理由にはならないのでは。直接売ることでモチベーションが維持できる?とか?気持ちの問題……?

■緊急事態宣言下の開催決定
理解ができなかった点。ゆるんでしまって効かなくなった自粛の歯止めをどうにかしようと最終手段として国から緊急事態宣言を出しているわけで、そんな中、「予定では解除されるからイベントやりまーす!」は趣旨を全く理解していないと言わざるを得ない……と、少なくとも僕は感じてしまいました。これは感じ方様々だと思うし、中止するかどうか発表するとした以上、その日に発表しないといけなかったのだろうし、事情はあるとは思うのだけれど、それにしても、この国で集団生活をしている我々が今最もすべきことは「ワクチンが出回るまでできるだけ時間を稼ぐ」ことで、そのためにどこのお店も飲み屋ですらも歯を食いしばって店を早く閉めて頑張ってる中、解除されても変わらず万全を期すくらいが当たり前の話の中、緊急事態宣言中に言ってはいけなかった……と僕は思うんです。

■コミケが延期
そんな中で、コミケが延期を発表しました。これについては、ゲムマとコミケ、イベントの規模も違うし条件も状況も違うから一概には比較できない話ではあるものの、「オタクイベントの一番大きいものがやらなくなった、でもゲムマはやる」という話になってしまうのは事実です。結果としてオタクというひとくくりの塊の中でもアナログゲームに関しては、意図せず「僕たちもう動きますから。ワクチンとか待てないんで」というポジションに立つことに。
先述の通り、即売会に今絶対にやらなきゃいけない意味はない。旅館や路線が潰れるのをどうにかしたい的なGOTOよりも弱い動機なわけです。それってオリンピックやりたい勢の「オリンピックの火を消さない」と同じポジションなのではないかと。それは……いやだ。

■というわけで
わかりやすくいうと、僕はオリンピックには断固反対できる立場を維持したいので、参加を見合わせることにしました。「だって緊急事態宣言解除されたジャーン!」的ウェーイ勢みたいなセリフを吐くのも嫌ですので。正直、自分の作っているマダミスはオンライン非対応で、人と会わなきゃできないゲームで、商売優先で動くならイベントに喜々として参加して、場を盛り上げる側に回らなきゃいけないとも思いますが、過去に作ったゲームのユーザーさんとかも感染したりしてる中(でも快復した!良かった!)、必然のないリスクを抱えてイベントに参加することは(少なくとも僕にとっては)難しいと感じた次第です。
僕の見立てでは秋になっても、よほど画期的な量産方法が開発されたりしない限りワクチンは十分には一般まで回らず、ゲムマ秋もさほど状況は変わらないと思います。今回参加しないは、秋も参加しないと同義だと思います。今動かないことは向こう一年しゃがむ宣言と変わらないくらいの感覚です。そのくらい、コロナさんとの戦いはまだまだ先は長いです。なので、そんなに待てないしもう動くべき、という気持ちもわかります。
ちょっとしたボードゲーム中の判断です。いつ終わるかわからなかったこのゲームは、4ターン〜6ターン後には終了することが宣言されました。僕は、勝利点的にはこのままの維持で十分ゲームクリアです。勝利点が足りてなくて動く人も、足りててもより加点を目指して動く人もいると思います。皆それぞれの判断で動いていいと思います。ただ、このゲームには開始時からずっと変わらないルールがあって、動く際にサイコロ1の目振ったら自分か、右隣のプレイヤーが死ぬんです。なので本当に気をつけて動いてください。

僕は少なくとも秋までは、外に出るのはマダミスの公演に出向くとか、少人数で集まるくらいの動きにとどめて、せこせこお家でゲームを作って、コロナ後の世界への準備をしていこうと思います。だってこのゲームもう終わり見えてるもん。動くのは、今じゃない。


posted by エジンガー at 10:39| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする