2019年08月10日

『MAD&DEAD』のインスト動画を作ったよ!ヾ(*´∀`*)ノ

ありがたいことに既に初版2000個がほぼほぼなくなってしまったMAD&DEADさん。再生産も追いつかない勢いです。多分もうじき市場から消える……スマヌ(><)。
まぁそれだけ売れてるならハコオンナ以来のヒットタイトル状態に喜々とできるはずなんですが、リリース当初からツイッター等での遊んだよ報告が極端に少なく「おかしい、こんなはずでは」的状態。あまりの異常事態に原因究明にと、西日本のイエサブを巡業して体験会をして回ったりもしたわけですが……。

結論、ハコオンナから3年。色々状況が変わってるんですな。何よりライト層の流入が顕著で。結果、「マニュアルを読めない人が増える」という恐ろしい現実が発生してるんです。TVでじゃんじゃん紹介され、ボドゲカフェに行けばルールは説明してもらえるという、前時代ではありえない素晴らしい状況、その反動なので致し方ないのですが、「ルールを漏れ無く伝える」を優先した、仕様書めいた旧式のスタイルのマニュアルだと遊べない人がもう続出。
一応ブラインドテスト(ルール説明一切せずにマニュアルだけ読んで遊んでもらうテスト)なんかもした上でリリースしてるわけで、旧環境では問題なく遊べるのは確認済みなのですが、それでも今の人たちが遊べないのでは意味がないわけで。

この場合の解決策は、

@ルールを簡単にする
A「パワポで作った絵いっぱいの企画書」みたいな取説を作る
Bインスト動画を作る

……あたりかと。@とAはリリース後では厳しいので、これはもう動画でフォローするしか無いと判断しました。だって2000個売ってしまってるんだもの。買ってはみたものの遊べませんでした、が2000個の大多数とかあまりにあまり。売った分の最低限の責任は取ろうよ、というね。
そんなわけで、遠征から帰ってきて以降ひたすら引きこもって、黙々と動画作ってました。本来ならゲムマ秋に向けて新作を作ったりするはずのターン。苦手な動画作業にメンタルが病み病みに病んじゃったりもしましたが、どうにかー!!







なんとオープニングムービー、セットアップムービー、インストムービーの3本立てだよ!!ヾ(*´∀`*)ノ
どうせやるなら最善を、的なムーブで、ハコオンナの半分くらいの重さのMAD&DEADは、世間的にどう見られようと僕的には「削れるだけ削ったゲーム」。僕が楽しいと思えるファクターを残した上でこれ以上軽くはできないわけで、動画を作った結果このくらいの重さでも遊べる人が増えるのかどうかを最善を尽くして見極めたい。そんな感じです。
逆説、これだけフォロー入れても今の人が遊べる最低限の位置に立てないなら、もう「面白い部分を削った」軽いゲームを作るしかない。嫌だけど、そう舵を切るしか無いので、最後の足掻きでもあります。少しでも遊んでくれる人増えるといいなあ、と思いながら。どうかなあ。

ともあれこれで長かった動画編集地獄ともおさらば!
ようやく次は新作の……というわけにはイカないんだなー。まずはMAD&DEAD再生産分の袋詰作業(空薬莢を仕入れて袋に詰める作業は自分でやってる)。それが終わったら、あ、そうそう!ハコオンナ、英語版がついにリリースです!!11/4かな?
アメリカ版.jpg
だもので、それに合わせた動きをとったりとかしなきゃなんです。バタバッタ。

それが終わってようやく新作かなあ。なので、ゲムマ秋には新作間に合わない雰囲気で(>_<)。キャンプのゲーム作りたいねんけどなあ。まあ、片っ端から仕事片付けて、間に合うようなら最高、的なね。やることばっかり増えちゃって全然遊ぶ時間さっぱりない日々ですが、どうにか隙間を縫ってキャンプしつつジタバタ進んでいきたいと思います。がーんばーるよー!!
posted by エジンガー at 09:24| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月12日

<MAD&DEAD体験会開催!>ゲムマ春新作の!体験会を!やるよー!!ヾ(*´∀`*)ノ

平日の仕事帰りに新作『MAD&DEAD』体験会!!in大阪!!

『MAD&DEAD』は人狼的な正体隠匿要素と、協力探索ゲームの要素を足して2で割らなかったゾンビゲー!!ヾ(*´∀`*)ノ

POS宣伝小小.jpg

箱身宣伝小小.jpg

この体験会を、大阪のボドゲスペース各店の一角をお借りして開催します!!

5/17(金):長堀橋 DDTさん

5/22(水):鶴橋 喫茶ヒデさん

5/30(木):鶴橋 ディスカバリーゲームズさん

……という、なんと毎週開催!!普段は引きこもって家から出ないマンですが、ゲムマ前と後のこのタイミングだけは頑張ろう的なー!(゚∀゚)
プレイヤー人数1〜8のゲームでまあ人数オーバーすることもないと思いますし、プレイ時間も30分〜45分程度、途中参戦でも問題ない感じです。鬼のように新作が出るこの時期、ルール読み込むのも面倒なターンですから、そんなものは作者にやらせとけ(゜∀。)ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!
事前予約とかも、あると嬉しいですが特に無くても大丈夫だと思います(゚∀゚)当日気が向いたらどうぞー。

まー何もないのもアレだなーってことで、名札入れに入れたりして使えばわかりやすいかもしれない「死んだりゾンビになったりしたのがわかりやすいカード」を作ってみたので、体験卓に来ていただいた方には6枚程プレゼントしまーす。
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↑こんなの。

インストが面倒でどうやったものか……みたいになってるハコオンナも希望多ければ立てまーす。ドラマCDに同梱されてる拡張カード込みでー!!((o(´∀`)o))

あと、ゲーム開発で困ってる人いたら、イベントの日は開店からいると思うので早めに来て色々聞いてくれたらゲームデザインのみならず印刷所や生産数についての話なんかも応えます(゚∀゚)。いいゲームを作る、って意味合いでは僕よりもっと参考にすべき方々がたくさんいますが、いろいろ自爆しまくってるだけに、行っちゃいけない自爆ルートについては無駄に詳しいのでね!チクショーメー!!

ってな感じで、仕事帰りにふらっと遊びに来て下さーい!!ヾ(*´∀`*)ノ

<ゲムマ『MAD&DEAD』紹介ページ>

posted by エジンガー at 18:44| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月03日

クトゥルフと、日本最後のハコオンナ!!


2017年、舞台版ハコオンナを作り上げてくれた聖地ポーカーズが、あの時と同じ築地本願寺ブディストホールにてクトゥルフの舞台「HOPELESS」をやるのです。もう今日から!!ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ

多重構造の緻密かつ繊細な脚本と素晴らしい演出で舞台上に新しいハコオンナを生み出してくれた榎原伊知良さんの新作。間違いなく面白い上に、圧倒的な演技力と個性を持つ聖地ポーカーズのメンバーが新しい役を宿してくるわけで、そんなん期待するなというのが無理ってものですヾ(*´∀`*)ノキャッキャ

聖地ポーカーズですから、ハコオンナドラマCDで声を当てていただいた緋矢役の早川剛史さん、ナレーションの程嶋しづマさんも当然出ますよ!!僕の知見の狭さで欲しい声を見つけられない中、本来のスタンスとは違うところをお願いすることになったにもかかわらずこなすどころかそれ以上のものをくださったお二人。多分、ポーカーズの人たちって常に与えられた以上のものをくれる人たちなんだろうなと当然今回も期待しまくりです。ハコオンナドラマCDで初めてお二人を知った方も、彼らの本来の姿を見に行ってみてください。もうね、すごいねんで?

客演にも、舞台ハコオンナで主人公、杉浦洋太を演じてくれた加藤凛太郎さん(今回クレバーな役っぽくて、そういう役所見てみたかったのですげえ期待)をはじめ、舞台版ハコオンナの方々がー!!
そして日替わりゲストってのが今回あるんですが、舞台ハコオンナで語り部役という僕と縁遠からぬ役を演じてくださった田渕法明さんが4月8日(月)、舞台ハコオンナ、ハコオンナドラマCD双方で箱女を演じてくれたハコオンド小菅怜衣さんが4月6日(土)に出演されるそうです!!

で。ここからも本題なのですが!!
この4月6日。公演自体は12時と、19時の2回あるんですが、その間になる15時30分から、同じ会場で、あのクトゥルフ落語、TRPG落語の三遊亭楽天さん『落語版ハコオンナ(怪談 箱女)』を初口演してくださいます!!

つまり4月6日はハコオンナの日!!
舞台でリアルハコオンナこと小菅さんを見て、まさかの落語版ハコオンナを聞いて!!そんな日ーーーーー!!

いや、舞台や小説はまあ、どういう形になるかは事前に漠然とは想像もついたものですが、落語て。お話いただいた時も、全くイメージもつかないもので、はたしてどうしたものやらどうなったものやらとワタワタするばかりだったわけですが、ついにあともう数日で想像もつかないものが現実のものになるわけです!!ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ 今週末ご予定ない方、国産ボードゲームと落語のありえないコラボ誕生の瞬間を見届けに、是非築地本願寺へーーー!!

ハコオンナはとても恵まれた子で、あちこちのボードゲームスペースでハコオンナ会を延べ30回以上も開催して頂き、版も4版まで続き累計1万6千個オーバーを売り上げ、中国語版も出て、英語版も今年中にはリリースが決まっていて、舞台、小説、ドラマCDと様々な形でメディアミックスし……ついに夢にすら思わなかった落語にまで。本当に本当にありがたい話です。

ドラマCDの開発が頓挫続きで一年以上長引き、その他諸々あって結果引退詐欺みたいになっているEJIN研究所ですが、あと2タイトルほど、僕の頭の中にあるものを出し切って終わりにする予定で、ハコオンナについてもドラマCDにできる限りの拡張カードはつけてしまっているのでやり残したこともなく、この落語版ハコオンナを最後に幕引きとなります(まあ、海外展開は残っていますが)。
ジャパニーズホラーと銘打って暴れてきたハコオンナ、最後が日本の伝統文化である落語とは最高の幕引きですよね!!洒落てるじゃあないですか。「落」語だけに、ちゃんと「オチ」もついた感じで!!

お、おあとがよろしいようでーーー!!(脱走)
posted by エジンガー at 17:41| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする